今回
BB-UN300標準タイプを購入しました。
手前が標準タイプ、奥側がKタイプ(チェーンケース用)
以前
KタイプのBB-UN300を購入し記事にしました。↓
新型ボトムブラケット BB-UN300 - kapaの自転車ブログ
その時は、手持ちのBB-UN26の標準と比較したのですが、
左がBB-UN300ーK、右がBB-UN26の標準
上画像の通り、左右の軸長やボディの長さなどが一緒。
右ワンのねじ切り長さが違う事くらいしか違いがありませんでした。
Kタイプわざわざ作る意味は?と疑問を残しました。
比較
今回は標準タイプを購入したので、同じBBーUN300でKタイプと標準タイプの比較をしてみます。
左がKタイプ、右が標準
右ワンのネジ切り長さだけでなく、ボディの長さが違う事が分かります。
チェーンケース取付金具が入る分、ちょっとだけ長いようです。
BB-UN26の標準タイプとBB-UN300のKタイプとボディの長さが同じになったのは、おそらく左ワンの奥行が違うんでしょうね。
差はそこだけ。
結論
ボディの長さだけで帳尻を合わせてしまうと、標準タイプよりチェーンケース金具の厚み分右にオフセットされてしまいます。
チェーンラインもその分外に出ますし、ペダルの位置も右側は外に、左側は内側にズレてしまいます。
以前の記事でシマノに問い合わせた時、
「どちらも(UN300とUN26)、チェーンケースの厚み分を考慮した作りになっていてチェーンラインなどは通常モデルと同じ位置になるようになっている『はず』」
と回答されたのですが、Kタイプはチェーンライン等同じ位置には来ないという事が判明しました。
(右側の軸で調整してあっても、チェーンケース取付金具の厚みの違いで多少の誤差は出るはずですが)
チェーンラインやペダル位置が、数ミリずれたところで問題ないという見解でしょう。
ママチャリの多くがハンガ幅70mmでロードバイクやクロスバイクの68mmを流用出来なかったのですが、左ワンにツバが無くなった事でそのまま流用出来るようになりました。
ただ、やはりボディの長さが違うならチェーンケース用を流用した方がより確実ですね。
おまけ
今回比較した、ハンガ幅68mm、軸長110mmのBB-UN300の重量はどちらも262gでした。
一緒なんだ・・・
「BB-UN300の選び方」で検索された方が訪問されているようなので記事を作成しました。
必要があればこちらも参照ください。
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