キャプテンスタッグ AL 16インチ 折りたたみ自転車 AL-FDB161 モンテ (Amazonリンク)
を買いました。
用途
・車に積んで出張先や出先で利用
・あわよくば輪行も(様子を見てから検討)
・長・中距離や近所には使用しない(折りたたみ自転車の強度や性能を考えて)
これを選んだ理由
先日書きましたが、もう少し詳細に
・約3万円弱と安価
普及価格で使えるものがあれば、みんなにお勧め出来る。
・不満があれば汎用部品に交換出来る。
メーカーサポートに聞いたところO.L.D.はフロント92mm、リア120mmとママチャリの一般的な規格と一緒
リムのホール数は28
ママチャリ部品を流用したら何とか対応出来る。
14インチのコンパクトさや重量を諦め16インチにしたのはこのあたりが大きい。
・同じ AL-FDB161 で若干軽いものもあるが、ハンドル高さ調整出来る上に見た目がいい。
値段が値段なので、期待は禁物。
ちょっと特殊な事情
キャプテンスタッグでは何故か同じAL-FDB161という型番の自転車が存在しており、今回購入したのが下の画像左側。
値段も今回購入した方が安く、重量も500g程重いので旧型かな?でもステム部分の折りたたみは右の方が古臭く感じるし・・・と暫く頭をひねってました。
実は今回購入した方が新しい機種です。
(どちらかが、Amazonでどちらかがマーケットプレイスなら分かるのですが・・・)
以降はキャプテンスタッグの型番YG-1211(別色でYG1212もある)と呼んでいきます。
追記:価格が上がり4万近くなりましたが、楽天で2.8万くらいになってるので紹介しておきます。
仕様の違いが判らない新型が出てますのでモデル末期かも知れません。
到着
先日注文したこの自転車、本日到着したのでさっそく梱包を解きました。
先日返品したCA-M1はハンドルやシートポストが組付けられておらず、そこだけ組みましたがYG-1211は単に折りたたまれた状態に保護用のシートなどが巻き付けられているだけでした。
10kgと記載しておきながら11kgあったCA-M1の件もあり、『約』が付いている重量10.5kgが気になります。
早速、走行形態に組み立てて重量を測ったところ、旅行荷物の重量を測る測定器で測ると10.5kgを僅かに下回ってました。
これで安心して作業が出来ます。
初期整備
早く乗ってみたいので、二度手間にはなるけど最小限?の分解。
まずホイールを外し、ついでにタイヤも外し(最小限とは?)重量測定後、ハブの玉押し調整。
今回は、グリスの入れ替えは保留して玉押し調整のみ。
これでハブが痛まない。
リアはシマノのシングルハブ
ええ、ママチャリ用です。
うちのママチャリにも使用されてます。
フロントは
ミニベロのハブで見た事があるメーカーのような気がする。
こっちはママチャリじゃないみたい。
ハブ軸がM10。
泥除けとスタンドも取って軽量化します。
クランクを外し、重量測定。
BBも外します左ワンはまあまあ固いものの、何とか外れました。
右ワンはびくともしません。
両手を使いたいけど、押さえつつ作業しないと工具が外れてBBも工具も痛めます。
カノーバ CA-M1買ってみた(記事リンク)で紹介したこれ
使いました。
今回はハンマー使わなくても両手でやるだけで緩みました。
といっても、最初の2回くらい「バキン」って鳴ったので壊れたかと思いました。
この自転車もCA-M1と同じくネジ山にグリス塗ってないのですが、CA-M1ほどきつく締め付けていません。
CA-M1のようにネジ山に塗料もありませんので、多少楽に作業が出来ました。
想像通りでしたが、クランクアームはアルミ、チェーンリングは鉄、BBはカートリッジ式でした。
測定した重量を元に、2ピースクランクにした時の重量やシマノのスクエアクランクにした時の重量、チェーンラインの検討をしましたが、今回はグリスを塗って元に戻す事にしました。
ついでに、チェーンガードは取り外しておきます。
(普段は乗るだけなので拘りませんが、今回は持ち運び考えてるので重量に拘ります。乗る時は70kgのおっさん+10kgくらいの自転車なので、1kg減ったところで1/80しか減りませんが、持ち運びだと10kgの自転車が1kg減ると1/10減りますから)
この自転車、CA-M1のようにハブがガチガチではなかったのですが(と言っても調整は必要でした)、ヘッドパーツがガチガチでハンドル回すのに抵抗を感じます。
サバ折りしてスレッド部分を緩めたあと玉押しを緩めますが・・・・スレッド緩めたらどうやってハンドル位置決めるんだろう?
折りたたんだ状態じゃないと締められないし、折りたたむとハンドル角度わかんないし・・・
結局、緩めに締めておいてハンドルおっ立てて向きを合わせ、ハンドル折りたたんで増し締めして凌ぎました。
タイヤとチューブをはめ込み、ホイールを組み付けます。
チェーン引きは不要なので取り外す。
というか、O.L.D.120mmと聞いてたけどチェーン引きが入るともっと拡がる。
フレームエンド幅が118mmなのでタダでさえ拡げないと入らないのに、余計な物挟んで更に拡げたくない。(鉄なら気にしないけど)
(チェーン引き込みでホイールセンターを出していたので、結局元に戻してチェーン引きをスペーサーとして入れました。そのうちホイールセンターを出し直してエンド幅を120mmに修正します)
前回のブログで「捕らぬ狸の皮算用」なんて言って1kg近く軽量化考えてましたが、ことごとく予測が甘くそこまで軽量化出来ません。
しかし、サドルだけは予測よりちょっとだけ軽量化できました。
手持ちのサドルと入れ替えました。
元々10.5kgを少し下回っていたのもあって、ギリギリ9.5kgになりました。
タイヤに空気入れたり、ブレーキ調整したり、チェーンの張りを調整したりと実走する準備をしていきます。
サドル高はシートポストの上限まで上げます。
(購入前から低いのは知っていた)
追記:ちょっとだけホイールの振れがあったので振れ取りしました。
youtu.be
驚くほどきれいに振れがとれました。
リムに反射してるのでブレーキシューとの隙間は見かけ上の半分です。
リムのつなぎ目が一番隙間大きかったのですが、そこだけコピー用紙1枚ギリギリ入りました。
リムの精度が良いのか、径の割にスポーク本数が多いからなのかは分かりません。
試乗
追記:別途レビュー書きました。次の記事も参考にしてください。(リンクも後ろに貼っておきます)
準備が出来たらいざ、しゅっぱ~つ。
サドル低すぎました。
元々高めのサドルが好きなので漕ぎにくい。
しかも、シートポストは500mm以上にするつもりでしたが、径が27.2mmなので探しても450mmまでしかありません。
これ対処しようがないので、ちょっときつい。
この辺はCA-M1の仕様が良かった。
あと、ブレーキレバー
ぷわんぷわんです。
本体が樹脂なので強く握り込むと変形します。
16インチと小径なので、20インチのミニベロより更にフロントが不安定です。
ハンドルをゆすってみるとよく分かります。
速度に注意。
今のところキビキビとは走りませんし、タイヤの小ささもちょっと頼りない。
そういうのを求める自転車じゃないと割り切ればいいけど・・・
課題も見えてきたし、今日はこれで良しとします。
統括
結論を先に言うと、この自転車にして良かったなと思います。
勿論不満点はあって一番のネックはサドル高です。
このシートポスト径では社外品でも450mmを超えるものが無く、解決するには自転車を買い替えるしか無いようです。
他に気になる事は、折りたたみ自転車とか20インチを下回るホイールサイズ特有のもので、そこに文句を言うなら選ぶなよと・・・
個人的には高すぎない範囲のパーツ交換で何とかなるならOK。
サドル高さえ問題無ければ、ちゃんとした整備と小改造前提で人にお勧め出来ます。
この価格帯で言えば良いパーツが付いてます。
アルミ主体で鉄部品が極めて少ない。
あれ?アルミといいつつココ鉄なのかよ。
って思う事は無いかと。(CA-M1はある)
「アルミっぽく見えるけど実売価格考えると鉄かも?」
と思ってたところは予想を裏切りアルミでした。
Vブレーキは鳴きませんし(安物は鳴く事が多い)、チェーンリングも安物にありがちな不自然形状ではなく、チェーンに無駄な力が掛かっているようには見えませんでした。
※追:ある程度乗ってからブレーキが鳴き出しました。(フロントのみ)
シューに角度付ければ(トーイン)改善される可能性がありますが、まともなブレーキ使えばそんな誤魔化し必要無いので交換します。
(CA-M1は凹みが台形のような形状)
今後
一応、出先で乗れるようになったので、実践しつつどのようにカスタムしていくか考えていきます。
詳細重量等はまた今度公開します。
サドル高さを求めない方で、持ち運びを優先される方にはコスト面を含めた手軽さでこの自転車お勧めかなと思います。(コスト度外視の方はもっと軽くて自転車専業で有名メーカーを・・・)
殆どのパーツや整備はCA-M1より良いです。(度の自転車でも別途整備は必須ですが)
乗ってみるとコンパクト過ぎて、成人男性にはチョット窮屈な感じがします。
やはりこのサイズ小柄な人向きではあると思います。
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