kapaの自転車ブログ

旧Twitterもやってます。https://twitter.com/HpKapa自転車以外も呟きます。改造について:書くまでもないですが、マネするときは自己責任でお願いします。

テクトロ800A(810C)について

以前、テクトロ800AとダイアコンペDL800の価格差が殆ど無くなって来たと書きました。ダイアコンペ DL800(記事リンク)

800Aは安く手に入れる事が出来た

実はアライからテクトロ800A(810C)のOEM品が出ています。(現在¥1,380)

以前Amazonで購入したものは品切れAmazonリンク)になっていた事と、そこに書かれている「アライ ロゴ TEKTRO 800A」からAmazonで「アライ TEKTRO」で検索しても出て来なかったためもう手に入らないものと考えていましたが検索ワードを変えて探してみたらありました。
ぱっと見同じものに見えないのですが、ケーブルで張ってないとこんな感じで不細工に見えます。

 

同じものか検証

上記の品切れのリンクではTEKTROと書かれていますが、Amazonの表記が必ずしも正確とは限りませんし、当時の購入品も刻印は800Aではなく810又は810cと書かれていました。
なので、確実と言える程の情報ではないですが、調べた限りの比較情報を挙げておきます。
(個人的にはテクトロ800A(又は810C)と考えていましたが、調査によって更に間違いないだろうと考えています)
左の画像はTEKTROのサイトから引っ張って来た810Cで、右はアライの810C(ブレーキシューはシマノ製に変えてあります)
撮影状況や、角度の違いがありますがほぼ同じに見えます。
(テクトロの画像は取付ボルトが短いのでリア用かな)
実はかなり前からテクトロのサイト見ても800Aは存在せず、810Cになっていました。
TEKTRO / テクトロ 日本オフィシャルサイト (メーカーサイトリンク)
800Aがママチャリや、その他のアーチサイズが大きい必要のあるブレーキでは有名になり過ぎてAmazon等で売られている800Aも実は810Cなのではないかと考えています。
上記の通り、アライも810Cですし。
刻印を見ていきましょう。

右上がネットで探したテクトロ810C画像、左下が手持ちのアライの画像
刻印は同じです。
ただ、微妙に異なる刻印もあるので全くの同一仕様ではないのかも知れません。
いずれにせよ、同じ仕様とは言い切れません。
個人的にはほぼ違いが無いだろうと考えていますが・・・
 

購入について

ネット通販でのトラブル対応 (記事リンク)でも書きましたが、マーケットプレイスでは玉石混交となります。
評価を調べてみると、上記リンク先では返品対応が難しそうなのがネックです。(マーケットプレイス保証を使えば良いのですが)
楽天でも見つけましたのでリンク貼っておきます。(現在¥1,380)

コチラはショップの評価を見つける事が出来ませんでしたが、GORIX直営店のように不条理な文言はなく一般的な店舗のように見受けられました。
こちらも楽天あんしんショッピングサービスが利用出来ますし、送料無料です。
自転車部品の急激な価格高騰となっていますが、「メーカー在庫があり再度OEM先から仕入れるまで安いだけ」なのかも知れません。
(最近購入している自転車部品で、安いと思って購入した後に確認したらガツンと値上げされているものが多々あります。たまたま値上げが遅れているものを安いと感じて購入している可能性が高いと考えています)
購入される場合は早めに購入される事をお勧めします。
 

テクトロ800A評価

ママチャリのキャリパーブレーキをグレードアップする際にかなり高評価のテクトロ800A(現在の型式は810c)
実は大きな欠点があってネジが緩んでガタが出ます。
ちょっと効きが悪くなったと感じて、バラシて確認してみるとネジ緩んでました。
使用頻度から考えると、他のブレーキではガタが出ていないのでおかしいなと思っていたら、ネジが一か所ダブルナット方式ではありませんでした。
ピボット部分(可動部のボルト&ナット)はきつく締め付ける事が出来ません。
このため、本体のネジと固定用のナットによりダブルナットのようにして隙間を保持しつつ緩まないよう固定するのが一般的です。
しかし、テクトロ800Aではピボットの一つがダブルナット方式ではありません。
このため緩んだと考えられます。
あとはいつの間にか変形していたので、どの程度の力が加わったのか分かりませんが、意外と曲げに弱い可能性があります。

効きに関しては、純正のブレーキシューを使った事がありませんが、シマノR55C3を使用した感じではきちんと分解整備して、短め(ブレーキシューが上の方)で使うと十分な効きを見せます。

それほど強く握らなくてもミニベロでリアタイヤを上げる(正確な呼称ではないけど、巷ではジャックナイフと呼ばれる状態)事が出来ます。

上記の欠点に注意すればお勧め出来る商品です。
(こまめな分解整備が必要ですが)
対抗馬のダイアコンペDL800を購入しているので、近いうちに比較したいと考えてます。

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https://amzn.to/36I4YueAmazonリンク)
から何か購入して頂けるとちょっとだけ私に広告料が入ります。
自転車部品だと税抜き1000円の商品で40円。(ギフト券の紹介料は23.6.1に廃止されました)
現在自転車の実験に使う費用の僅かな足しにしています。
このサイト用に実験するための自転車部品代の足しにしています。
良ければご協力お願いします。
 

 

 

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