前回、計画4の時にVブレーキブースターでは頼りなかったので更に補強しました。
よく見たらタイヤ逆方向じゃん。
(この自転車、実験的な個所が多くリアホイールひっくり返して試している最中でタイヤの向きを合わせていないだけです。気が付いたけど今は直す気ないです。ひっくり返してる理由はそのうち記事として公開する予定)
効果の程を確かめる為に段階を踏んで確かめました。
補強無し
デジタルノギスを使って、ブレーキを握り込んだ時のボルト頭間と取付部のシートステー間の開き具合の差を測定しました。
ボルト頭間 3.33mm
シートステー間 2.30mm
改めてやってみましたが、ユルユルです。
Vブレーキブースターのみ
ボルト頭間 1.57mm
シートステー間 1.66mm
指1本でロックさせる事が出来ますし、コントロールも出来ますが握り込むとシートステーが動いてしまうのが気になります。
リング錠ステーのみ
今回新たに購入した補強パーツ
GORIN(ゴリン) シリンダー式CTB/MTBリング錠(Amazonリンク)
いや補強パーツじゃねえし。
の取付金具のみです。
ボルト頭間 1.42mm
シートステー間 1.32mm
Vブレーキブースターより効果あるじゃん。
板厚2,3mm、Vブレーキブースターはアルミとはいえ4mm厚。
あのVブレーキブースターは軽量化のための抜き穴がダメなんじゃね?
更にリング錠取付
リング錠付けたところで変わらないんじゃないか?と思う方もおられるかも知れませんが、リング錠自体が金具の補強になっちゃうので(部分的ですが)強度アップ。
ボルト頭間 1.18mm
シートステー間 1.21mm
っても、ものすごい差はないです。
リング錠セット+Vブレーキブースター
冒頭の写真と同じです。
オリジナルの取付台座固定ボルトに、Vブレーキブースターを取り付けシートステーの開きを抑え込みにかかります。
ボルト頭間 1.17mm
シートステー間 1.16mm
うん、殆ど変わらなかった。
まとめ
これだけゴチャゴチャ取り付けた割には、1mm以上動くのでこのあたりが引き際だと判断しました。
ママチャリだし、リング錠はアリかな?
リング錠付けるなら、Vブレーキブースタは不要。
Vブレーキブースター(安物)だけなら2枚あった方が良さそう。
という結論に達しました。
ひつこく引っ張った「ママチャリ リアVブレーキ化計画」は完結とします。
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その1(失敗)
その2(対策実験)
その3(とりあえず完成)
その4(補強金具交換)
その5(最終形態)
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