ママチャリピストとは言ってますが、単に固定ギアにしたというお話です。
あ~、とりあえずやってみるってことでハブ軸変えてないから長いまま飛び出してますね。
きっかけ
そもそものきっかけは、このママチャリに付いていた14Tのフリーギア(というかハブ?)のギアが街乗りにはやや重く感じたので、ちょいと16Tくらいに換えられないかな?と考えてました。
ところが、これについていたハブはFH-S027というハブ
これ、ギアの交換が出来ませんでした。
ハブごとの交換となると、ちょっと面倒で敬遠してましたがネットの海に潜って色々調べていると、ボスフリーのハブにコグが付けられるとのこと。
ちょうど、ママチャリ用26インチボスフリーハブの入ったホイールが余ってます。
(この前700C化したため)
やってみるか~となりました。
購入品
まあ、お試しなのでちゃんとしたギア買わなくてもいいかとAmazonで900円くらいのよくわからないとこの固定ギアを買いました。(今探したら無かったです)
安いのなら
固定ギア(13T)Amazonリンク
が、13Tのみですが現在¥569現在無くなってます
FORMULA ピスト用固定ギア 18T Amazonリンク
選んでチェーンリング大きいの使うかな。
3000円くらい出せば
シマノ(SHIMANO) デュラエースTrack スプロケット SS-7600 NJS Amazonリンク
が、薄歯も選べるし13~16Tが選択できます。
作業1(チェーンラインの確認)
まずは固定ギアを取り付けて、チェーンラインの確認です。
こうなりました。
34mmとか・・・まあ、想定の範囲内です。
計算の方法としてはO.L.D.(上図の132mmの幅のとこ)が132mmなのでセンターが端から66mm。
右端からコグ(ギア)のセンターまでを図って上記の66mmから引いて34mmとなります。
作業2(スペーサの調整)
手持ちのクランクで、使えそうなクランクを確認するとロード用2速クランクのインナー側です。およそ39.5mm
スペーサを調整してチェーンラインを合わせます。
こういった場合、通常はO.L.D.を合わせるので普通は右のスペーサを抜いた分、左にスペーサを足します。
その場合、右のスペーサ抜いた分だけチェーンラインが外に出ますので計算が簡単です。
今回は、用意したボスフリーハブのホイールはO.L.D.が132mmなのですが改造するママチャリフレームを計ると129mmでした。
元々付いていたホイールを計ると120mmくらい。
無理やり押さえつけて止めてたってことです。
まあ、ママチャリなんで・・・
で、132mmのまま取り付けると拡げる事になるしそれはそれで面倒なので右側だけ短くしてしまいます。
(120mm以上、129mm以下ならOKという自分ルール)
その場合の計算式も用意できますが、面倒なので右側から減らしたスペーサの半分がチェーンラインに加算されると考えればOK。
ということで右側のスペーサを10mm短くします。
16mmのスペーサが入っていたので、6mmにします。
ちょうど、6mmのスペーサも持ってましたがボスフリースプロケットやカセットスプロケットじゃないので、M10のワッシャ使っても干渉しません。
ワッシャで代用します。
追記:シマノのリアハブ用スペーサについて記事書きました。
作業3(ホイールのセンター出し)
ということでチェーンラインはこれで大体出ます。
が、スペーサの長さ変えたので当然ホイールのセンターがずれます。
スポークレンチでニップルを緩めたり締めたりしてセンターを合わせます
鍛造スポークレンチ 10G-15G Amazonリンク
鍛造が良いらしい。
真ん中のイソギンチャクみたいなのは、スポークに差して落ちないようにするもの。
私は一切つかってません。
あれ?Amazon1500円くらいするなぁ。
そこまで高くないです。ヨドバシとかモノタロウで買ってください。
Icetoolz 鍛造 スポークレンチ(ヨドバシカメラリンク)
作業4(固定ギアのとりつけ)
手でねじ込んだら入ります。
こんなやつで締め込んで、ママチャリとかのBB(ボトムブラケット)用ロックナット使えばダブルナット状態で固定できる(らしい)んですが、私の場合は手でねじ込むだけ。
ロックナット無しで、試走時にブレーキ握りながら立ち漕ぎします。
これで工具使うより締まります。
あまり強くバック踏めないのもあって、これで緩んだことはないです。
(あくまで、私の場合)
作業5(ロードクランクのとりつけ)
あ・・・フツーに考えてたけど、ロードクランク用のBB入れてないと取り付けできないや。
ハンガが68mmじゃない人はこれ
参考にしてください。
ロードクランクを取り付けたらインナーを使います。
私の場合はインナーのみ使用。
作業6(ホイールの取り付け)
普通にシングルギアを取り付ける要領で取り付けます。
固定ギアが厚歯用の場合は、チェーンも厚歯を使います。
実走
走ってみます。
足を止めてもクランクは回るので、慣れないと減速が難しい。
段差があるのでタイヤを浮かせよう→クランク回ったままどうやって?と軽くパニック。
頑張って速度出して、疲れたあといつものように足を止めるとクランク回り続けてるのでびっくりして足を上げる羽目に。
回転収まるまで足を乗せられない。
完成して「やほーい。ママチャリピストだぜ」とか思うもすぐに「フリーが固着したシングルギアのママチャリ」というフレーズが浮かんでどんより。
あれ?なんか苦労した割に良い事がないような・・・
いえ、そんなことないです。
きっとペダリングが向上するはず・・・
追記:シングルギアだったので、多段より軽いのですが更に軽く漕げます。
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・ブレーキ対策
・フロント編
・リア編
・リア編(難易度高)
・ 泥除け編
・その1(とりあえず付けてみた)
・その2
・その3(クイック式)
・27インチ編
・27インチ編
・軽量化10.56kg
・RD(リアディレーラ)
・8速スプロケット編
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・BB外し 最終手段
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・ホローテックBBをポン付け(ハンガ70mm)
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