kapaの自転車ブログ

旧Twitterもやってます。https://twitter.com/HpKapa自転車以外も呟きます。改造について:書くまでもないですが、マネするときは自己責任でお願いします。

チェーン洗浄の効果と追跡調査結果

前回のこと

先日チェーン洗浄の効果(記事リンク)を確認した記事を書きました。
 
パーツクリーナーで洗浄した直後は↓の測定方法でかなりの効果があるような数値がでましたが、たった15km走った数日後の調査ではミシンオイルを垂らして拭き取る事を繰り返して綺麗にするのと変わらない程度の負荷になりました。

パーツクリーナーでの洗浄で残った溶剤とオイル分が絶妙だったのか、測定間違いの可能性(こちらが正解だと思いますが)があり、追跡調査しました。
 

追跡調査結果

測定結果がこちらのグラフになります。

縦軸はペットボトルが1秒以内に落ちる重量(g)、横軸が距離になります。
対象は、息子の通学自転車で1回の往復約5km。
人間の感覚によるところがあるので、数グラムの誤差はあります。
結果的にはミシン油の注油を繰り返して汚れを取ったあと、100kmほど走った時と同程度まで重くなるのは130km程度(グラフから)と大きな伸びはありませんでした。
新品チェーンのギトギト油を取り除いて使用した時、「150kmも走れば汚れ具合殆ど変わらないな」(その間注油と簡単な清掃は50km毎)と感じていたのでそんなものなのでしょう。
汚れの差は徹底的に洗浄したところでその差は数十kmといったところ。

追跡調査後のチェーン清掃

また、前回同様装着したままチェーンクリーナーで洗浄したあと、今回はチェーンを外してチェーンクリーナーで清掃しました。
(前回の実験ではチェーンを外さなかったのが片手落ちの気がしたので)


上記の写真は

※追記:太陽の下で撮影すると大分違った感じになったので写真を差し替えました
①装着したままの1回目
②装着したまま2回目
③更にチェーンを外して
のパーツクリーナーをペットボトルに残したものです。
やはり一度外してからの方が汚れが落ちるようです。
(吹き付けて落としたあと、漬けてフリフリしたので当然といえば当然)
※パーツクリーナーで洗浄する場合は、ローラーの中に溜まったゴミを勢いで洗い流すようにケチらずしっかりとした量を吹き付けてください。
 ここでケチるとパーツクリーナーが蒸発して結局ゴミが残る事になります。
 
前回よりも汚れを落としたチェーン。
以前チェーンクリーナーでの洗浄後、十分に注油したつもりだったもののアウタープレートを僅かながら錆びさせてしまった経験から今回はミシン油に漬けこんでおき、数時間後の装着としました。
しっかりと、ミシン油を拭き取って装着後AZ(エーゼット) CKM-001 超極圧・水置換オイルAmazonリンク)を塗布。
測定してみると100g
15km走った現在104g
外して洗浄すればより綺麗になってる様子だけど負荷としてはそれほど差はない。
前回の洗浄直後の測定値は何か測定方法が間違っていたのかも知れない。

まとめ

・チェーンの汚れは想像通り、チェーンを外した方が落ちるしパーツクリーナー等の溶剤の方が良く落ちる。
・チェーンオイルの注油と拭き取りの繰り返しで汚れを落としても、パーツクリーナーで落としても、チェーンを外して洗浄してみてもクランク逆転の空負荷では大差無い。
・レースや競争なら僅かなメリットでも徹底的にやるべきですが、今回の結果のみを見ると、趣味で乗る分には徹底的に清掃するよりこまめな注油と簡単な清掃の方がメリットがありそうです。(というか、徹底的にやってもこまめな注油と清掃は欠かせない)
今回のデータを元に推測したグラフ↓

この結果を元に今まで通り(記事リンク)の方法でこまめに注油と清掃していこうと思います。(レースとかせずのんびり走るだけなので)


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ママチャリタイヤ 26×1ー3/8が安くなってます

DURO のママチャリタイヤが安くなってます。
タイヤ、チューブ、リムバンドの2本セットで¥1,420税込

私の感覚で普段の半額くらいです。(27インチは¥2,788)
普通にduroのチューブ買ってもこのくらいします。
 
値段変わるかも知れないので、取り急ぎ紹介でした。

 

追記:在庫無くなったようです。


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チェーン洗浄の効果


最近(旧)Twitterでチェーンを外して洗浄している事例をよく見かけます。

疑問

以前から、外して洗浄した方が良いに決まってるけどそれだけの価値があるかなぁ?と疑問に思ってました。
レースなど人と競う場合は、機材をベストな状態にするためにコストや労力を度外視してやるのは理解出来ます。
でも、単に趣味で走ることを楽しんでるだけの人ならそこまでするより、注油や簡単な掃除の回数を増やした方がトータルでは有効なのではないか?と考えていたので検証してみました。

コスト

チェーンを外す場合殆どの車両は、チェーン外す為にピンを抜くかクイックリンク(ミッシングリンク)を外すしかありません。
 
クイックリンク (シマノ)Amazonリンク)は一回外すと使えません。
その割にリンク先くらいの価格がします。(現在2個で¥1.349)
11速の例ですが、洗浄するためのチェーンの付け外しだけで1回650円以上掛かります。
 
ミッシングリンク(KMC)Amazonリンク)は3~5回(回数は自己判断?)出来るモデルもあるようです。
複数回使えるのでランニングコストは低くなりますが、こちらも良い値段がします。(現在2個で¥1,560)
3回利用するとして1回250円以上。
 
チェーンピン Amazonリンク)に至っては同じ所は抜けませんので、ツギハギだらけになります。
接続精度やチェーンピンと元々のピンの性能差(多分あると考えます)を考えると極力増やしたくないので現実的ではないと考えます。
コストは一回230円程
 
チェーンピンの抜き差しは現実的ではないとして、ミッシングリンクだと思ったほどコストは掛からないようです。

予想

以前全く根拠がないながら、こんな感じではないかと予想して作成したグラフがこちら
 

1kmあたりに増える汚れ(ホコリとか摩耗した鉄など)を1としてパターン分けして500km分のグラフ。
汚れ落ちの度合いも私の感覚で全くの適当ですが、今回実験してみてそれほど間違ったものでもないのではないかと感じました。
走行距離に比例して汚れが増えるとも限らないし、汚れが除去できる状況も変わるかも知れませんが、頻度がいか有効かを知る為の目安にはなると考えてます。
累計というのは、どの程度汚れで1km走ったかの500km分の累計です。

測定

では測定していきます。
といっても、ペダルを空回しするような力を測定できるものがありません。
以前の輪ゴムを使っても良いのですが、今回はペットボトルを使用します。

中に水を入れて1秒以内に落ちる重量を探っていきます。
測定車両は息子の通学自転車。
方向は見ての通り逆転方向、チェーンだけでなくフリーやBBの抵抗も
場所によって多少違いがあるので、何度も確認します。
・注油前

私の注油(及び洗浄?)はチェーンの注油(我流)(記事リンク)の通りチェーン油掛けて拭くの繰り返し後ルブ変わりのCKM-001を注油で前回も同様に作業して、今回は約100km走るまで待ちました。
・注油1回目

ルブ変わりの油差して拭き取っただけの状態
少し軽くなりました
・更に注油と拭き取りを2回追加

普段50km程度で注油しているので、100kmも走ると結構汚れています。
注油と拭き取りを繰り返すと少しづつ綺麗になるのはCKM-001も変わらないので2回行いましたが、思ったよりきれいになりませんでした。
そして、思ったより軽くならない。
・ミシン油を差して拭き取りを3回追加後注油

先のCKM-001での作業と合わせて、ミシン油注油と拭き取りで綺麗になってきたので、ペットボトルの重量も軽くて済むようになりました。
・パーツクリーナーで徹底的に汚れを落として注油

840ml缶のパーツクリーナー3/4くらい使用して綺麗にしました。
最近のパーツクリーナーは溶剤減らしてガス多め。
噴射力を生かしてローラー内まで洗浄させました。
最後、確認のために数コマペーパータオルで受けながらチェーンに噴射しましたが、乾燥後パーツクリーナーで受けたところとそうでない所の差が分からない程度まで綺麗になりました。
今回チェーンを外していませんが、それなりに綺麗になったと考えてます。
回した途端明らかに分かるくらい軽くなりました。
更に注油を2回(油を完全に除去してるので)して測定したのが上記73gです。

23/10/2追記:息子が15km程走行したので確認しましたが、ミシン油の注油繰り返し程度の抵抗に戻っていました。すぐには行えませんが追跡調査していきます。いずれにせよ今回やった徹底的な洗浄というのは直後の実験結果ほど効果がないものと考えられます。

グラフ化


実際に計った数値は吹き出しのある作業前と作業後だけなのですが、③の作業は100km前と同じレベルまで綺麗にしているので、100km当たりどの程度の抵抗が増えるのかがある程度予測つきます。
こちらも比例するとは限らないので目安になりますが、今後忘れずにチェックしていけば確度が上がっていくと考えてます。
新品チェーンの油を落とし、注油してからの汚れ方は50kmに1回注油していても200kmも走らない内にミシン油で汚れを落とそうというレベルに汚れます。
このあたりもグラフに近い実感なので大きくは間違っていないと思います。
(注油せず放置するのは我慢出来ないので、100km程度までの範囲ですが)
グラフを見る限り、500kmおきに徹底的に洗浄するのも定期的にある程度まで綺麗にしておくのもあまり変わらないようです。
もっとも、500kmも注油しないと汚れ以前に油切れを起こす可能性がありますが・・・

洗浄液(チェーンクリーナー)について

シマノの上位グレードを製造している和泉チエンさんによると
・酸及びアルカリ性の物を使用すると金属が劣化するので使用しないこと
 (シマノのマニュアルにもあります)
・水溶性の洗浄液を使うとしっかり拭き取った場合でも内部に水分が残りサビる
との事です。
水溶性のものの中にも錆止めが入ったものがあるので、全部が全部ではないかも知れません。
そもそも薬剤が完全に除去出来ず残った場合、雨の日などに水分が入ると油を除去するかも知れないと考えてしまうので、私の場合は溶剤系で揮発して無くなってくれるパーツクリーナーを使用しました。
完全に油分を取り除くタイプの洗浄液の場合は、洗浄後すぐに注油しないと錆びてしまうので注意が必要です。
また、私の経験上しっかりと注油しておかないと油が回りきっていない個所が錆びます。
(今回、念のため実験後に3回目の注油を行いました)

まとめ

※現在の認識と相違あります。後日記事にしたチェーン洗浄後の追跡調査をご覧ください。

徹底的に洗浄するのは思った以上に効果がある。
(あくまで空転時、実走行ではどこまで実感できるか分かりません)
・KMCの再利用可能タイプであれば1回250円程で取り外し可能。
シマノ基準で考えてたので、頻繁に行うのは現実的ではないと思ってました)
「徹底的な洗浄」を少ない頻度するのも、「注油と拭き取り」×数回を頻繁にするのもトータルでみるとあまり変わらない
(当たり前だが、両方すれば良い。頻繁に徹底的に洗浄すればなお良い)
シマノチェーン(クイックリンク)の場合は外さずに噴射力の強いパーツクリーナーで洗い流し(汚れを追い出す事が重要)もありかも知れない。

23/10/2追記:息子が15km程走行したので確認しましたが、ミシン油の注油繰り返し程度の抵抗に戻っていました。すぐには行えませんが追跡調査していきます。いずれにせよ今回やった徹底的な洗浄というのは直後の実験結果ほど効果がないものと考えられます。
 今後は追加の測定をしていこうと考えています。
(パーツクリーナーで洗い流したものと、外して洗ったものとの比較もしようかな)

追記:追跡調査の記事を書きました。

kapa.hateblo.jp

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モンテ AL-FDB161 改造


キャプテンスタッグの型式では YG-1211Amazonリンク)なのですが新型が出たようでAmazonでは YG-1451Amazonリンク)が併売されています。
いくら見比べても値段以外の違いが分かりません。
キャプテンスタッグのサイトに行ってもYG-1451という型式が見当たりません。
誰か違いを教えてください。

※追記:メーカーによると全く同じものだそうです。

 
閑話休題
 
AL-FDB161の改造で検索してうちのブログに来てくださってる方がおられるようなので、改造について書きます。

はじめに

個人的な使用目的や目指すところを書いておきます。

用途としては車載してお出かけ先でミニサイクリング。
サイクリングメインで車を出すなら、ミニベロかロードを車載するので頻度は低く年間走行距離もわずか。
このため、この自転車に費用を掛けるのは本意ではありません。
折りたたみ自転車のリスク (記事リンク)で説明した通り一定のリスクがあるため20km/h程度までの速度で運用。
今現在一定の改造をしていますが速度を求めない、現状輪行は考えておらず(輪行用ならもう少し軽い自転車買います)持ち運びは車載のみ考えており元の重量10.5kgでも問題無さそうな気がするので殆どを元に戻す可能性があります。
標準パーツについてはモンテ AL-FDB161(YG-1211)レビュー(記事リンク)内に構成や計った重量などを記載しています。
興味があればご一読ください。

初期整備

モンテ AL-FDB161 買ってみた((記事リンク)で詳細書いていますが、ハブのグリスアップと玉押し調整、ヘッドパーツの玉押し調整を行っています。
リンク先の内容以外にリアホイールのセンター撮り直しと、前後ホイールの振れ取りを行っています。
改造以前にきちんと整備して本来持っている基本性能を発揮させます。

現状変更部分

 ハンドル廻り 

 
 グリップはモノタロウのエルゴグリップ (モノタロウリンク)に交換しています。
 当初不要な改造かと思いましたが、ギア比の関係で体重をペダルに掛ける比率が少なくサドルやハンドルに掛ける比率が高くなるため、交換しておいて良かったなと思いました。
 ハンドル高は初期状態だと下げきる事が出来ず、私の場合上げる事も無い為少し(3cm程度)下を切り飛ばしてハンドルを下げています。

 フロントブレーキのパワーモジュレータ撤去

 
 握りコケ防止のためと考えられるが、効きが悪くダイレクト感が無いためコントロールしづらい。
 あった方が良い人もいるのかも知れないが、個人的には邪魔と判断し撤去したところブレーキ性能が改善された。


 クランク及びBB  

  
 手持ちのFC-3450のインナー外し及びBB-RS500 に交換。
 折りたたみ自転車のクランクに剛性求めないので、ホローテックタイプのBBも2ピースクランクも不要だけど200g程の軽量化のために交換
 チェーンリングが標準の52Tから50Tに変更される(手持ち在庫なので)が、ケイデンス80で20km/hちょいなのでまあ目的通り。
 リスクなんて関係ない、余程運が悪く無ければフレーム破断になどならない(実際そうなんだけど)というのであれば、大きいチェーンリングを取り付けますが購入前に干渉物が無いか確認が必要です。
 この自転車の場合は64Tくらいまではいけそうですが、折り畳んだ時にチェーンが地面に着きそうです。

 ペダル

 ママチャリに付いてるようなペダルで、VPのものでした。
 VPにしては回る方でしたが、物足りずMKSの樹脂ペダルに変更。
 MKS(三ヶ島製作所) 自転車 ペダル MT-FTAmazonリンク)

 チェーン

 CS-HG40に交換
 このチェーン薄歯用(変速付き用)だが、リアハブFH-S028なら使える事を知っていたしチェーンリング側も薄歯なので仮に交換してみた。
 仮設なので中古チェーンで伸び気味。
 シングルギアなら少々伸びてても問題無いと聞いたが、やはり伸びたチェーンは使うべきでは無くきつい坂で異音発生。
 交換予定・・・
 ・・・書いてて気になったので元のチェーンに交換してきました。
 

 タイヤ

 
 DURO DB-7034 Sierra 16×1.50 に変更
 元々付いていたKENDA KWESTより前後で100g程軽量化
 空気圧も3.5気圧と低めで、思ったより溝がセンター付近まで迫っていたのもあって転がりはあまり変わらない感じ。
 グリップと乗り心地は良くなった。
 モノタロウ 税別¥1、190で購入。
 

 シートポスト

 
 シートポスト自体は400mmのものが付いていて短くはないのですが、小径折り畳みということでサドル高が稼げず足が伸ばせません。
 できるだけ足を伸ばした状態でペダルを回したいのですが、軸径がφ27.2(直径、mm)と長めのシートポストにしては細く、やっと見つけたのがこちら シートポスト 全6サイズAmazonリンク サイズは2を選択)でした。
 50mm長くなったものの、その分差し込み長は長くなり結局30mmしかシート高を上げる事が出来ませんでした。
 その後ウッドマン 600 27.2X600mm Amazonリンク)を教えて頂きましたが、軸径が細いため特殊で割高です。
 別途7000円も出すのなら別の自転車買ってたな・・・と考えあぐねた末、バリバリ走る自転車でもなく使用頻度も少ないので450mmで様子見する事にしました。
(600mmとなると折りたたみ時の張り出しも気になります)

 シートクランプ

 ママチャリと同じようにシートピンでしたが、シートの上げ下げを頻繁にする折りたたみ自転車に使うものでもないのでレバー式のシートクランプに交換しました。
ZOOM シートクランプ Amazonリンク)

 サドル

 標準品はバネも付いて重量が激重です。
 折りたたみ自転車で持ち運び重量を気にするのと、出かけ先でガッツリ乗るつもりもないので以前買った軽量 メッシュ サドルAmazonリンク)にしています。
 思ったより硬いのと仕様的にペダルに体重が掛からないので、割と早い段階で尻が痛くなります。(25km程で感じました)
 今後はもう少しクッションのあるものに変更します。

 泥除け

 雨の日に走らないので軽量化のため撤去

 スタンド

 重量軽減のため撤去したが、流石に不便なので戻しました。

重量

上記変更箇所のうちチェーンを厚歯のチェーンに戻す前の重量ですが、9.2kgでした。
スタンドが200g強ありますので、スタンド外せば9kgを切る事が可能です。

今後

 ブレーキ

 当初は音鳴りが無かったのですが、いつの間にか音鳴りが発生するようになりました。
 シューのトーインを付ければ改善されるかも知れませんが、所詮小手先のゴマカシ(結局摩耗していくうちに平行になる)のでトーインでの対処は考えていません。
 トーインについてシマノのマニュアルより抜粋↓ 

 そもそも、シマノが推奨してるのはキャリパーブレーキであってvブレーキには推奨していません。
 (前述の通り摩耗すれば平行になるので、個人的判断でキャリパーでもやってませんが)
 今後原因を探っていきますが、安物のvブレーキは鳴かなかった事が無いのでシマノに交換する事になりそうです。

  改造前に戻す

 はじめに書いたように、車載ならばそこまで軽量化が必要無いと考えていますので、泥除けを取り付け、クランクも戻してみるつもりです。
 標準のサドルは500gを超えてるので流石にもう少し軽い物にします。
 

まとめ

 折りたたみ自転車という事で持ち運びを考え、めずらしく軽量化してみましたが自分の使い方ではそこまで必要ないと感じました。
 そもそもが、値段の割に軽いのでそれほどパーツを変える必要も無いのかも知れません。
 軽量でを求めるなら最初から14インチ、 リライト 14インチ 折りたたみ自転車 RENAULT AL-FDB140選んでますしね。
 (今現在だと色によりますがRENAULTの方が安いんですね。500g程重いけど)
 

追記:Amazonでは価格が上がり4万近くなりましたが、楽天で2.8万くらいになってるので紹介しておきます。

仕様の違いが判らない新型が出てますのでモデル末期かも知れません。

更に追記:新型モンテの仕様は全く同じで、水色(YG-1212)が無くなり赤色が追加されます

 


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スクエアテーパーBB(ボトムブラケット)の選び方

検索してこのブログに来られる方の中には、BB-UN300の選び方を検索して来られる方が一部おられるようです。
検索して来て頂いてるのは BB-UN300のノーマルとKタイプの記事 (記事リンク)
選び方については書いた覚えがありません。
せっかく来て頂いたのに申し訳ないので、少し選び方について書いてみようと思います。
 

種類

スクエアテーパーBBとは、軸の先端が四角く軸の先が細くなった形状のボトムブラケットになります。
そしてボトムブラケットには色々と種類があります。
・軸のタイプ
・ハンガー幅
・ネジ切りの方向
・軸長
・BBにチェーンケースやFDを取り付けるタイプ
これらが合わなければ、そもそも自転車に取付出来ないなんて事になります。
ハンガー幅と軸長は下図に示します。

種類については既に色んなサイトできちんと紹介されているので
ボトムブラケットの種類」
で検索してください。
(他のサイトの焼き直し記事を作るのもアレなので)
 

選定時の注意点

・殆どのスクエアテーパーの右ワンは逆ネジ(向かって時計方向に回すと緩む)ですが、一部正ネジ(向かって時計方向に回すと締まる)があるのでフレーム側を確認してください。
 購入時は
 正ネジ:イタリアン、ITA
 逆ネジ:ISO、JIS、BSA、BSC
 などの表記を確認してください
・ハンガー幅は、68mm(ロード)、70mm(ママチャリ)、73mm(MTB)と種類があります。
(カッコ)内は主に採用されている自転車の種類で例外もあります。
こちらもフレーム側を確認してください。
 
カートリッジ式のママチャリに関しては少し特殊で、こちらにまとめてあります。

現在のボトムブラケットと異なるものを購入する場合

上記のネジ規格、ハンガー幅、軸長が同じであっても異なるメーカーの物を使用するとクランクの取付位置が左右にずれる→チェーンラインも変わる事があります。

メーカーが異なる場合

事例として、ロードバイクについていたBBをママチャリに突っ込んで、シマノのロードクランク(FC-2350)取り付けた事があります。
この時は右クランクの取付位置が4mm右にオフセットしました。
FC-2350用と同じ軸長110mmだったので、当然左クランクもオフセットしたので左右の差は8mmとなります。
チェーンラインも当然4mm右にオフセットしました。
(チェーンラインはフロントダブルでインナーのみ使用したので、ある程度相殺され悪くはありませんでしたが)
BBをシマノに合わせたり、クランクをその自転車のものに変更するとオフセットが解消されました。
取付位置が異なるという事は規格が異なるという事で、テーパー角度などまで異なる可能性もあり強大なトルクが掛かる部分の噛みあいが不良という結果になりかねません。
(他の記事でも書いた事がありますが、軸部分には2ton以上の力が加わってもおかしくありません)
きちんと現在のクランクと規格が合っているものを選ぶ必要があります。
逆に、クランクを変更する場合もBBをクランクの規格に合わせる必要があります。

軸長を変更する場合

チェーンラインを合わせたいとか、Qファクターを変更したいなどで軸長を変更(メーカー非推奨)する場合、例によって他メーカーの話は分かりませんが、シマノの場合は軸長に比例して左右長が長く(又は短く)なる訳ではなくランダムに変わっていきます。
このあたりは「BB軸長」で検索してみてください。
(他の人の手柄を盗むようになるので転載しません。"metroに乗って!”さんのサイトだとシマノの図面まであります)
チェーンラインを合わせる場合、現在のBBがシマノであれば現在のBBの右軸長と比較して移動したい分右軸長が長い(又は短い)BBを選定します。
(チェーンラインは右軸長によって決まります)
Qファクターを変更したい場合は変更したい分だけ軸長が長いものを選定します。
備考ですが、Qファクターは下図の距離になります。

このQファクターが狭い程効率が良いと言われていて、シマノの場合(他は知らない)ロードより幅広に設計されているMTBであっても上位グレードになるほど狭くなります。



クランクごと交換する場合

クランク毎に指定のBBがあります。
シマノ FC-RS200 CLARIS(クラリス)(Amazonリンク)の場合
シマノ ロード クランクセット 2x8スピードFC-RS200 (メーカーリンク)
より抜粋

簡単に説明すると
・リアスピード:後ろの変速段数の事
・対応チェーン:具体的にはCN-HG40 CN-HG71の事
・チェーンライン:このクランクはチェーンリング(ギア)が2枚なのでこの2枚の中間からフレームのセンターまでの距離
 後ろのチェーンライン(スプロケットの中間)とかけ離れると、チェーンに無理な曲がりが発生し変速不調や音鳴りを起こしたり機器の寿命を短くします
 トリプルクランク(ギアが3枚あるクランク)の場合は、この例よりもう少し外側に出ますが同じロードのリムブレーキであればリア側は変わらないため目的を持って変えているのだと考えられます。
・PCD:BB軸の中心からチェーンリング取付ボルトの中心までの距離
・チェーンリングコンビネーション:ギア構成 歯数が46T(山の数)、34Tの組み合わせと、50T、34Tの組み合わせがある
・Qファクター:前述の通り
・シェル幅:フレーム側で言うハンガー幅のこと。ハンガー幅に合ったものを選びます。
 備考:ママチャリでハンガー幅70mmだからと70mmのBB-UN300を選ぶとまず付きません。(ITA仕様だからネジ向きが合わない。中には合う物がある可能性は否定できない)
・軸長:このクランクに使用すべき軸長を表示しています。
 この長さの推奨BBを使用すると表示されたチェーンラインになります。
 メーカー非推奨ですが、軸長を変える事でチェーンラインを変更する事が出来ます。
 
このクランクにはBB-UN300Amazonリンク)の軸長110mm、自転車のハンガー幅に合わせてシェル幅68mm又は70mmのBBを選定という事を示します。
(ロード用のクランクなので73mm幅は選択肢にありません)
また、BBに共締めするチェーンケースを付ける場合はKタイプを選択します。
※上記Amazonリンク先の場合は種類(スタンダード・・・)の欄をクリックして選択

他メーカーとの組み合わせ

前述のようにテーパー部分の規格が合わず組付けた当初は良くても、後々ガタが出る可能性がありますがそれでも試したいという場合は、軸長を変えつつ組み合わせを見るしかありません。
その際はチェーンラインを優先するのが良いと考えます。
ペダルの左右位置はトリプルクランク(ギア3枚のクランク)なら推奨構成でも2mm程異なりますから厳密に左右一致しなくても良いかと考えます。
(一致するのが理想ですが)
4mmのオフセット(左右差8mm)はどうかと思いますが、近所を走る分には気付きませんでした。(鈍いだけかもしれませんが)

まとめ

・規格があるのでフレームに合わせたBBを選びましょう
・軸全長と右軸長の長さは比例せずランダムに変わる
・クランクとBBのメーカーが異なると予定よりオフセットされた位置にクランクが付いてしまうことがある
シマノの場合、クランクごと交換する場合はメーカーサイト(又は仕様表)によってそのクランクのチェーンラインを知る事が出来る
 (軸長を変えた時のチェーンラインが計算出来ます)

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シマノ R55C4 のシューのみが安くなってます


ブレーキシューの記事書こうと思ってたら、R55C4の2ペア(前後分)がセールで200円くらい安くなってるので取り急ぎご報告(上の写真は1ぺア用ですが・・・)
¥1、097
シマノ R55C4 (2ペア入) シューのみ Y8L298062Amazonリンク)
Amazonなので他と一緒に購入して2000円以上にしないと、送料無料になりませんが普段よりお得です。
2ペアは通常でもお買い得でしたのでお勧めです。
(まあ、普段より200円くらい安いだけですが)
1ペアも若干安くなってるようです(よく覚えてないけど、2日前はもっと高かった)¥641
シマノR55C4 カートリッジタイプブレーキシュー & 固定ネジ(左右ペア) Y8L298060
て事でご報告でした。
 
 


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https://amzn.to/36I4YueAmazonリンク)
から何か購入して頂けるとちょっとだけ私に広告料が入ります。
自転車部品だと税抜き1000円の商品で40円。(ギフト券の紹介料は23.6.1に廃止されました)
現在自転車の実験に使う費用の僅かな足しにしています。
このサイト用に実験するための自転車部品代の足しにしています。
良ければご協力お願いします。
 

 
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テクトロ800A(810C)について

以前、テクトロ800AとダイアコンペDL800の価格差が殆ど無くなって来たと書きました。ダイアコンペ DL800(記事リンク)

800Aは安く手に入れる事が出来た

実はアライからテクトロ800A(810C)のOEM品が出ています。(現在¥1,380)

以前Amazonで購入したものは品切れAmazonリンク)になっていた事と、そこに書かれている「アライ ロゴ TEKTRO 800A」からAmazonで「アライ TEKTRO」で検索しても出て来なかったためもう手に入らないものと考えていましたが検索ワードを変えて探してみたらありました。
ぱっと見同じものに見えないのですが、ケーブルで張ってないとこんな感じで不細工に見えます。

 

同じものか検証

上記の品切れのリンクではTEKTROと書かれていますが、Amazonの表記が必ずしも正確とは限りませんし、当時の購入品も刻印は800Aではなく810又は810cと書かれていました。
なので、確実と言える程の情報ではないですが、調べた限りの比較情報を挙げておきます。
(個人的にはテクトロ800A(又は810C)と考えていましたが、調査によって更に間違いないだろうと考えています)
左の画像はTEKTROのサイトから引っ張って来た810Cで、右はアライの810C(ブレーキシューはシマノ製に変えてあります)
撮影状況や、角度の違いがありますがほぼ同じに見えます。
(テクトロの画像は取付ボルトが短いのでリア用かな)
実はかなり前からテクトロのサイト見ても800Aは存在せず、810Cになっていました。
TEKTRO / テクトロ 日本オフィシャルサイト (メーカーサイトリンク)
800Aがママチャリや、その他のアーチサイズが大きい必要のあるブレーキでは有名になり過ぎてAmazon等で売られている800Aも実は810Cなのではないかと考えています。
上記の通り、アライも810Cですし。
刻印を見ていきましょう。

右上がネットで探したテクトロ810C画像、左下が手持ちのアライの画像
刻印は同じです。
ただ、微妙に異なる刻印もあるので全くの同一仕様ではないのかも知れません。
いずれにせよ、同じ仕様とは言い切れません。
個人的にはほぼ違いが無いだろうと考えていますが・・・
 

購入について

ネット通販でのトラブル対応 (記事リンク)でも書きましたが、マーケットプレイスでは玉石混交となります。
評価を調べてみると、上記リンク先では返品対応が難しそうなのがネックです。(マーケットプレイス保証を使えば良いのですが)
楽天でも見つけましたのでリンク貼っておきます。(現在¥1,380)

コチラはショップの評価を見つける事が出来ませんでしたが、GORIX直営店のように不条理な文言はなく一般的な店舗のように見受けられました。
こちらも楽天あんしんショッピングサービスが利用出来ますし、送料無料です。
自転車部品の急激な価格高騰となっていますが、「メーカー在庫があり再度OEM先から仕入れるまで安いだけ」なのかも知れません。
(最近購入している自転車部品で、安いと思って購入した後に確認したらガツンと値上げされているものが多々あります。たまたま値上げが遅れているものを安いと感じて購入している可能性が高いと考えています)
購入される場合は早めに購入される事をお勧めします。
 

テクトロ800A評価

ママチャリのキャリパーブレーキをグレードアップする際にかなり高評価のテクトロ800A(現在の型式は810c)
実は大きな欠点があってネジが緩んでガタが出ます。
ちょっと効きが悪くなったと感じて、バラシて確認してみるとネジ緩んでました。
使用頻度から考えると、他のブレーキではガタが出ていないのでおかしいなと思っていたら、ネジが一か所ダブルナット方式ではありませんでした。
ピボット部分(可動部のボルト&ナット)はきつく締め付ける事が出来ません。
このため、本体のネジと固定用のナットによりダブルナットのようにして隙間を保持しつつ緩まないよう固定するのが一般的です。
しかし、テクトロ800Aではピボットの一つがダブルナット方式ではありません。
このため緩んだと考えられます。
あとはいつの間にか変形していたので、どの程度の力が加わったのか分かりませんが、意外と曲げに弱い可能性があります。

効きに関しては、純正のブレーキシューを使った事がありませんが、シマノR55C3を使用した感じではきちんと分解整備して、短め(ブレーキシューが上の方)で使うと十分な効きを見せます。

それほど強く握らなくてもミニベロでリアタイヤを上げる(正確な呼称ではないけど、巷ではジャックナイフと呼ばれる状態)事が出来ます。

上記の欠点に注意すればお勧め出来る商品です。
(こまめな分解整備が必要ですが)
対抗馬のダイアコンペDL800を購入しているので、近いうちに比較したいと考えてます。

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https://amzn.to/36I4YueAmazonリンク)
から何か購入して頂けるとちょっとだけ私に広告料が入ります。
自転車部品だと税抜き1000円の商品で40円。(ギフト券の紹介料は23.6.1に廃止されました)
現在自転車の実験に使う費用の僅かな足しにしています。
このサイト用に実験するための自転車部品代の足しにしています。
良ければご協力お願いします。
 

 

 

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ミニベロのキャリパーブレーキをショートアーチ化 その3(ステー修正、BR-R561)
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 ママチャリ リアVブレーキ化計画編
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 その2(対策実験)
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 その4(補強金具交換)
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